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水飲み場のミツバチ

今日は風が強いですね。
巣箱の上に置いておいた波形トタンが何度も飛ばさました。
この強い風の中、松香ミツバチハウスの巣箱の近くに設置したミツバチの水飲み場にはたくさん集まっていました。
この時期は子育てがはじまり、蓄えておいた濃度の高い蜜を薄めるのでしょうか?水を必要としますが、この強風の中でもこんなにたくさん集まっていて、ちょっと感動しました。
干場 英弘
春を迎えた「花とミツバチの庭」から、嬉しいお知らせが届きました♬
文も写真も干場さんからです。
過酷な冬を乗り越え、無事に冬越しして、活動を始めたミツバチたち。
ちょっとではありません。すごく感動しています♬
ミツバチ@管理人→炭(黒い物体はそうですよね?)を入れているのは何のためですか?
干場さん→別に炭でなくともよいのですが、水を吸い上げる素材であれば、ハチは水に入る危険性もなく給水できます。
たっぷりと水が入っている容器より、炭や鹿沼土のような素材に水を含ませておいた方が給水蜂は集まります。
ミツバチ@管理人→子育てには水が必要なんですね?
何に使うのかはまだ良くわかっていないんでしたか?
干場さん→水は蓄えている濃度の高い蜜を薄めるのには欠かせないと思います。
春先、特に子育てが始まる頃は盛んに運びます。
また、夏の暑い日は温度調節のためにも重要な役割を果たします。
ミツバチ@管理人→蜜ではなく、水を巣に運ぶ役割のハチがいるのですか?
それとも必要に応じて臨機応変に蜜を運んだり水を運んだりするのですか?
干場さん→確か、水運びの専門のハチがいるはずです。Seelyの本を読み直さないと・・・。
松香さん。どうでしたっけ?だいぶ前に訳した本の中に書かれていますよね。
あの部分の訳は僕の担当だったと記憶していますが、詳しい内容は忘れてしまいました。
松香さん→その通りです。
トム・シーリーの「ミツバチの知恵」(1998)に書いてあります。
この本は、コーネル大学のシーリーの本ですが、干場さんや、榎本さんなど玉川大学関係者に訳してもらったものを、松香と長野敬氏の監訳として出版しました。
出版社の青土社の社長は玉川大学の卒業生です。
また、後年、中村純教授は、教授になる前にシーリー研に1年寄留していました。
それともう1人、コーネルに行った仲間がいました。新島惠子教授です。
クサカゲロウの研究で半年ぐらい行っていました。
トム・シーリーの「ミツバチの知恵」(1998)最後に‥今日は3月8日‥ミツバチの日です♬(ギリギリ間に合いました)
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