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水路清掃・清流復活プロジェクト
芝生の会からイベントのお知らせです。
「芝生(しばお)」と呼ばれ、本町田の秣場(まぐさば:江戸時代の、薪炭や萱などを取る共有地)だったこの地域には、昭和4年から、学びの地・住まいの地として開発が進みました。それでも昭和30年代までは、そこここに湧き水があふれ、小川となって流れていたそうです。
ほとんど失われたそんな姿ですが、何カ所か昔をとどめている場所もあります。4丁目と5丁目の境の、開渠(かいきょ)となって流れが見える水路もその一つです(名前はないそうです! 何と呼びましょうか?)。
この水路を、水の湧いている第五小学校北側からたどりながら掃除する、またあわせて、水辺の草や虫などを観察するイベントです。きれいな水路になれば愛着もわくし、水や緑やいきものを大事にするこころも、子どもたちに伝わるでしょう。
それに、何年か先に、この水路の一部からコンクリ板の側壁を取り去り、ゆるい傾斜の土や玉石の、昔のような姿をよみがえらせることができたら素晴らしいですね。そんな夢をいだいた「水路清掃・清流復活」プロジェクトを子どもたちと昨年春から始めました。

「水路清掃・清流復活」プロジェクト
3月19日 13:00~
町田第五小学校1時集合 1時30分過ぎまで(五小にて)
「芝生の会」会員の参加で、街と湧き水・水路の歴史を学習
2時までには水路に行って、3時過ぎまで活動
湧き水を見て水路をたどり、みんなで清掃
あわせて、「まちご自然観察塾」会員の参加で、水生生物や水路周辺の植物・昆虫等の採取、観察
3時半頃学校に戻り、4時半頃まで
採取植物等の詳細観察・記録(五小理科室にて顕微鏡等を使って)、
4時半頃から(5時解散)
参加者全員で、「水路の未来を語り、その姿を描く」話し合い
今年も開催します。
子どももおとなも、多くの方々の参加をお待ちしています。 芝生の会/高見澤
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- Date : 2011-03-12 (Sat)
- Category : 玉川学園通信